名寄市はひまわりと雪質日本一のまちとして有名です。また、もち米の里としても有名でもち米から加工されたお餅や大福が名寄のお土産品として有名です。
地理
北海道北部にある名寄盆地の中央、天竜川と名寄川の合流点に市街地がある。農業の集散地として発展。
気候
冬場は冷え込みが厳しく、1月の平均気温は-9.7℃までになり全国の市の中では最も低い。厳寒期には-30℃以下まで下がることもあり、1982年(昭和57年)2月2日には1976年(昭和51年)の観測開始以来最低となる-35.7℃を記録している。空気中の水蒸気が凍って出来るダイヤモンドダストに太陽光が反射して光の柱のように見えるサンピラー(太陽柱)現象が市の名物にもなっている。夏場は連日30℃を超えることも多いが、札幌市や旭川市などの、都市化の進んだ地域に多く見られる、最低気温が20℃を下回らない夜の日は少なく、朝夕は涼しい。(8月の最低気温の平均値は、15.2℃)
市名の由来
市名の由来はアイヌ語の「ナイオロプト」(渓流に注ぐ口)。名寄川が天塩川に注ぐ様子をいったもの。
産業
上川地方北部(塩狩峠以北)の中心都市。基幹産業は農業で、餅米の生産量は日本一。アスパラガスやカボチャの生産も盛んで、特にアスパラガスは日本テレビ「どっちの料理ショー」で日本一のアスパラガスとして全国に紹介されました。
見所
智恵文沼
「ひぶなの里」として釣りの穴場になっている有名な沼です。
昭和の初めまでは北側に大きく蛇行する天塩川の流路の一部でありました。この周辺は常々水害に遇うことから、水路を西側へ切り替える工事(昭和14年)が行われました。
それにより、大きな半月形の水溜りが生まれました。この水溜りを沼を造成して出来たのが現在の河跡沼なのです。
今では、きれいに整備され、散策に、釣りに、多くの人に親しまれております。
また、春先は沼のほとりにたんぽぽが咲き、秋から冬にかけては越冬中の白鳥をみることが出来ます。
比翼の滝・晨光の滝
天塩川の支流「吉野川」上流にある兄弟滝。名寄市内中心部より道道美深名寄線を北へ向かって9km。
智東三線林道に入り6km程行くと、6~7mの高さから落下する「比翼の滝」を見ることができます。
また、「比翼の滝」よりさらに約1km上流に「晨光の滝」があります。
2つの滝の下流の吉野川沿いには駐車場や遊歩道があり、野鳥や植物の観察も楽しむことが出来ます。
名寄のひまわり畑
名寄市サンピラーパーク及び智恵文・東雲峠で7月下旬から8月下旬まで丘一面に広がる向日葵を楽しむことができます。そして、智恵文にあるMOA自然農法名寄農場では、黄色のひまわりの他、レモン色、ココア色、オレンジ色、白色の様々な世界のひまわりを堪能できます。また、同農場では向日葵の花摘み体験も実施しております。
道立サンピラーパーク
北海道立サンピラーパークは、森林・水・草原・花畑などがひろがる自然豊かな公園空間です。
それぞれに特徴のある3つのエリアと11のゾーンがあり、平成20年5月に全面開園しました。
夏から秋にかけてはひまわり、コスモスが咲き誇り、多くの人の目を楽しませてくれます。
ピヤシリスキー場
雪質日本一を誇るシルキーゲレンデ。
白樺をぬって滑る林間コースや、最大斜度35度のエキスパートコースなど、どなたでも満喫できる9コース、またスノーボードの滑走も可能で、ハーフパイプも常設されています。
近くにあるジャンプ台では、全日本A級公認のピヤシリジャンプ大会やピヤシリサマージャンプ大会が開催され、多くの一流選手が参加します。
アフタースキーはゆっくり温泉を楽しむことも出来ます。
なよろ市立天文台「きたすばる」
なよろ市立天文台「きたすばる」では星の観察はもちろん、隕石や投影機の展示。
最新設備のデジタルプラネタリウムなど楽しく天文について学ぶことができます。
また北海道大学との共同研究により、国内最大級の望遠鏡を用いて星の観測や研究も行われます。
つつじ公園
名寄市智恵文にあるつつじ公園は花見の名所です。5月中旬以降、桜、つつじを園内を彩り、秋には白樺の紅葉が綺麗です。また、園内には地元の方々が故郷や日々の生活を謳った歌碑があり、想いに耽りながらゆっくりと時を過ごすことができます。
私は、このつつじ公園から智恵文の丘の風景を眺めることが大好きです。
交通アクセス
JRご利用の場合
●札幌~名寄(JR宗谷・函館本線) | … | 2時間20分 |
●旭川~名寄(JR宗谷本線) | … | 1時間 |
●稚内~名寄(JR宗谷本線) | … | 2時間40分 |
路線バスご利用の場合
●札幌~名寄(高速なよろ号) | … | 3時間05分(予定)※冬は+20分 / 道北バス・中央バス ※予約制 |
●旭川~名寄(急行) | … | 2時間16分(予定) / 道北バス |
●紋別~名寄(興部で乗換) | … | 2時間40分(予定) / 名士バス・北紋バス |
空港ご利用の場合
旭川空港から名寄まで約1時間30分
東京(羽田)→旭川(旭川) ・・・1時間30分
新千歳空港から名寄まで約3時間30分
東京(羽田)→札幌(新千歳) ・・・1時間30分
マイカーご利用の場合
●札幌~名寄(高速道) | … | 約218km ・ およそ2時間30分 |
●旭川~名寄 | … | 約77km ・ およそ1時間 |
●稚内~名寄 | … | 約166Km ・ およそ3時間 |
●紋別~名寄
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…
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約89Km ・ 約2時間
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私のお薦め道北旅行プラン
稚内空港でレンタカーを借り旭川空港でレンタカー返却の1泊2日のプランです。
稚内空港→宗谷岬→国道40号→サロベツ原野(豊富:工房レティエ 北海道天塩郡豊富町福永 Tel 0162-82-1300 のチーズが有名)→サロベツ原生花園→オロロンライン(天気がよければ真っ青な日本海、利尻冨士を見ることができます)→苫前町から国道239号→幌加内(蕎麦が有名です)→国道275号で朱鞠内湖(悲しい伝説をもつ湖)→美深(チョウザメ館でチョウザメの生態を見ることが出来る)→国道40号で名寄(宿泊、プラネタリウム北すばるにて星を観察)→翌朝道の駅なよろで名物のソフト大福を食べてみてください。→国道40号で旭山動物園(動物観賞)→旭川空港
ホテル
ホテル バードイン
096-0012 名寄市西2条南4丁目 電話 01654-9-4567 FAX 01654-9-4600
名寄の駅から徒歩10分くらいのところにあり、部屋は21室あり。
ここのホテルが気に入っているは、部屋風呂は広いことである。浴槽もゆったりしており、足を伸ばして浸かることができる。洗い場も広くとっており、普通のホテルでは珍しく立派なお風呂がある。
また、部屋も通常のビジネスホテルに比べるとゆったりしており1ランク上のホテルに宿泊した感じです。
1泊のお値段は、シングルで6,000円前後とお手軽な価格になっており、朝食もコンチネルスタイルの朝食は無料となっている。パンにお握りやピラフ、味噌汁、コーヒー、デザートのヨーグルトも食べ放題で嬉しい限りです。
お土産
私が名寄から帰るときに必ずといっていいほど買って帰るお土産があります。
名寄の名店 喜信堂の四季の宴。
4種類の餡(ゆかり餡、抹茶餡、きんとん餡、小倉ン餡)が入った最中です。
道の駅 なよろで販売しているソフト大福。
10種類以上ありますが、私のお薦めは白(ふつうのこし餡)とメロン、ぶどう、かぼちゃ、塩豆です。1個120円くらいだと思いますが、大きくて食べ応えがあります。
かまくん本舗えびす食品㈱の揚げかまぼこ。
関東でいうさつま揚げですが、中にタコやイカなどが入っていて、軽くオーブンで温め、わさび醤油で食べると最高に美味しいです。山わさびの醤油漬けと食べると更に美味しいです。
名寄給食センター㈱のひまわり油「北の耀き」
名寄のひまわり100%を搾ったひまわり油。黄金に耀く黄金色をしております。すごく健康に良い油だそうです。私は静内赤ひげの「醤油ビネガー」と合わせてドレッシングにして使っております。
ブラジルのアスパラプリン。
これはさすがにお土産では持って帰りませんでしたが、胃の中に詰めて持ち帰りました。